毎日の洗濯に頭を悩ませていませんか?
洗濯は思った以上に時間と労力を要する家事です。
通常、以下のステップが必要です。
- 洗濯機に衣類を入れる
- 洗剤の量を計って入れる
- 洗濯機を稼働させる
- 洗濯が完了するまで待つ
- 天気を確認し、洗濯物を干す
- 乾いたら取り込む
- 衣類を畳む
- 収納する
これだけのステップを踏むと、かなりの疲労を感じます。
特に、洗濯物が多く、乾燥が難しい環境や収納スペースが限られている場合、洗濯は非常に煩わしい家事になります。
一人暮らしであれば週に一度の洗濯で済むかもしれませんが、5人家族ではそれでは不十分です。
手を抜くとすぐにランドリーバスケットが服であふれてしまうでしょう。
そこで、家族5人の洗濯を管理する私が実践している、ミニマリスト流の効率的な洗濯のポイントを7つお教えします。
洗濯が苦痛なあなたにも、是非試していただきたい方法です。
この記事は、次のような方におすすめです。
- 毎日家族の洗濯をこなしている方
- 洗濯の手間を削減したい方
- もっと気軽に洗濯を済ませたいと思っている方
ミニマリストの洗濯法:7つの簡単なルール
家庭の状況や住環境によっては、すべての提案を取り入れるのが難しいかもしれませんが、これらのアイデアが洗濯を少しでも楽にする手助けとなればと思います。
洗濯物の量を減らす
これは基本ですが、洗濯物が少なければ洗濯も楽になります。
理想は家族全員がミニマリストであることですが、私の家では私だけがミニマリストです。
子供たちは学校用の制服や運動着が必要で、またファッションを楽しむ年頃ですので、衣類は増えがちになります。
ミニマリストの「新しいものを買ったら古いものを手放す」ルールは子供たちには適用しにくいですが、家族には洗濯物を減らすよう協力をお願いしています。
例えば、以下のような衣類は
- 一度しか着ていないジーンズ
- 数時間着ただけの部屋着
- 冬のパジャマ
- 厚手のスウェットやパーカー
これらは特に冬場、肌着や下着、靴下を除き、直接肌に触れないものは、汚れていなければ数回着用してから洗います。
これにより、洗濯にかかる時間も短縮でき、負担を大きく減らすことができます。
衣類を畳まずにハンガーにかける
私たちの家では、衣類を畳む手間を省くために、すべての服をハンガーにかけています。
シャツ、スウェット、パンツ、ドレスにかかわらず、すべてハンガーに掛けてクローゼットに収納しています。
小物類は、靴下や下着を専用のボックスに簡単に放り込むだけです。
この方法を採用すると、衣類を畳む作業が不要になり、洗濯後の手間が大幅に減ります。
ただし、衣類を干したり収納したりする際にはハンガーを使うため、ハンガーを多く必要とします。
現在は子供たちの衣類も増え続けているため、ハンガーはおそらく500本近くになっています。
ファミリークローゼットを設ける
我が家では、リビングの隣にある和室をファミリークローゼットとして使っています。
個々の部屋に衣服を収納する場合、運搬に時間がかかりますが、中央のクローゼットを使用することでその手間を省けます。
子供たちは小さい頃からこの方法に慣れており、誰も不便を感じていません。
リビングの近くで着替えができるため、とても便利です。
ただし、私だけは個人的な理由から自室に衣服を収納しています。
ミニマリストとしては、収納方法にもこだわりがあります。
全ての洗濯物を一か所にまとめることで、洗濯作業がぐんと楽になります。
フェイスタオルを活用する
家族が多いと、バスタオルを使用すると干す場所が足りなくなることがあります。
そこで、私たちの家ではフェイスタオルの使用を推奨しています。
具体的には、朝の洗顔で1枚、夜の入浴で2枚を使用します。
つまり、1人当たり1日3枚のフェイスタオルを使い、家族5人では毎日15枚を洗濯します。
これらは20本足の蛸足ハンガーに一度に干すことができます。
ただし、子供たちがプールや部活で必要な場合は、バスタオルやスポーツタオルの使用も許可しています。
衣類乾燥除湿機で確実に乾燥させる
天候や季節によっては、洗濯物が一日で乾かないことがあり、これが洗濯のサイクルを乱す原因になることがあります。
家族からは「着たかった服が乾いていない」という不満をよく聞きます。
そのため、我が家では室内で確実に乾かすために衣類乾燥除湿機を利用しています。
晴れた日は外で洗濯物を干しますが、曇りや寒い日、雨の日には衣類乾燥除湿機が役立ちます。
この機器は湿度を取り除き、衣類を効率よく乾燥させる役割を果たします。
洗濯かごを使わずに
私たちの家では、洗濯物を洗濯機から干す場所へ移動させる際に、従来の洗濯かごを使っていません。
洗濯かごは便利ですが、使わない時は場所を取るし、収納にも困るためです。
その代わりに、折りたたみが可能で丈夫なショッピングバッグを使用しています。
これは非常に便利で、使用しない時はコンパクトに畳んで置くことができます。
毎日洗濯する
毎日洗濯する習慣は、意外と心理的にも楽になります。
洗濯をするかどうか迷う必要がなく、毎朝の洗濯が日課となります。
一見面倒に思えるかもしれませんが、洗濯物をためずに毎日処理することで、
次のような考えに悩まされることがなくなります。
- 「洗濯物はもう少し溜めてからでもいいかな?」
- 「昨日洗濯したっけ?」
- 「明日あの服を着たいから洗っておかなきゃ。」
- 「今日は雨が降るかもしれないから、洗濯どうしよう。」
衣類乾燥除湿機を使えば天候に左右されずに衣類を確実に乾かせ、毎日の洗濯が習慣になると精神的な負担も大幅に減少します。
まとめ
この記事で紹介したミニマリスト流の洗濯術には、日常の洗濯を効率化するための7つのルールが含まれています。
ミニマリストの洗濯術7つのルール
- 洗濯物の量を減らす
- 衣類は畳まずに収納
- ファミリークローゼットを設ける
- フェイスタオルの使用を推奨
- 衣類乾燥除湿機を活用して迅速に乾燥
- 洗濯かごを使わない
- 毎日の洗濯を習慣に
家の構造や家族の協力によっては実施が難しいこともありますが、これらのルールを取り入れることで、洗濯がより簡単になります。
これにより日々の家事を効率的なルーティンに変えることができ、他の大切な活動により多くの時間を割くことが可能になるでしょう。